申告をごまかした場合の追徴課税について説明します。
うっかりミスの場合、そして、ごまかしていた場合とで追徴課税は増えていきます。
うっかりミスの場合
調査に入られて、うっかりミスが見つかった場合、どうなるか。
追徴課税が発生します。
追徴課税の内訳は、次のとおりです。
・申告漏れ税額
・延滞税
・過少申告加算税
申告漏れ税額とは、本来納めるべきだった税額です。
これは分かると思います。
延滞税とは、利息のことです。
調査に入られて、本来納めるべきタイミングから遅れて税金を納めることになるので、遅れた分の利息が取られるということです。
過少申告加算税とは、ちゃんと申告できていなかったことへのペナルティみたいなものです。
こういう罰則がないと、みんなちゃんと申告しないよねってことで、法律が定めています。
原則、申告漏れ税額の10%が取られます。
うっかりミスの場合はこんな感じです。
ごまかしていた場合
次にごまかしがあった場合を説明します。
追徴課税がさらに増えます。
まず、延滞税が増えます。
うっかりミスの場合、利息は1年分で許してくれます。
しかし、ごまかしていた場合は、厳しくなります。
例えば、7年前に申告を漏らしていた場合は、7年分の利息がきっちり取られます。
しかも利率が上がります。
そして、加算税も増えます。重加算税ってやつです。
重いって漢字のとおり、負担も重くなるんです。
申告漏れ税額の35%が取られます。
ごまかすと追徴課税は増えます。
だから、ごまかすのはやめときましょう。
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