国税の調査官は、普通の公務員と大きく違うところがある。
それは、仕事の成果が数字で測れる、という点である。
これは、民間企業の営業担当と似ている。
- いくら追徴税額を取ってきたのか?
これが個人別で管理される。
そんなわけで、調査官をやっていると、
数字という形で、仕事の成果を嫌でも突き付けられるのである。
調査官は何が評価される?
調査官は、何をすれば評価されるのか?
法人系統の調査官の場合、
- 不正増差所得の大きさ
- 不正発見割合
これだと思う。
つまり、
いくら脱税を見つけたか?
何社の脱税を見つけたか?
ということである。
私は、福岡国税局と大阪国税局とで法人調査を経験したが、いずれの局においてもこの評価軸が存在していた。
おそらく、どこの国税局も同じと思う。
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